コラム

暮らしを楽しむ「見せる収納」ー収納とインテリアを両立させる美しい空間づくりのヒントー

2026.01.05

目次

はじめに

収納とは、単にモノを片付けるための手段ではありません。それは「暮らしを整えること」であり、「自分のライフスタイルを表現する方法」でもあります。その中でも、注目を集めているのが“見せる収納”というスタイルです。これは、モノを隠すのではなく、あえて見せることで、収納そのものをインテリアの一部として楽しむ方法。今回は、そんな見せる収納の魅力と実践方法、取り入れる際のコツ、そしておすすめアイテムまで詳しくご紹介します。

見せる収納とは?その魅力と可能性

「見せる収納」は、いわば“収納とディスプレイのハイブリッド”。生活感を出さずに、機能性と美しさを両立させるスタイルです。たとえば、カフェのように整然と並んだマグカップや、表紙を見せて置かれたアートブック、壁に吊るされた道具たち。

それらはすべて、見せる収納の一例です。

このスタイルが注目される理由は、「モノを整理しながら、インテリア性を高められる」ことにあります。収納の役割だけでなく、自分の好みや世界観を表現する要素としても活用できるため、暮らしに対する満足度も自然と高まっていきます。

また、収納場所を明確に可視化することで、家事の効率もアップ。どこに何があるのかが一目でわかるため、探す時間が減り、使った後も元に戻しやすくなるという利点もあります。

見せる収納の基本ルール

見せる収納は自由度が高い一方で、「美しく見せる」ためのちょっとしたルールがあります。以下のポイントを押さえることで、雑然とせず、整った印象の収納を実現できます。

1. 統一感を意識する

カラーや素材、テイストを揃えるだけで、空間に統一感が生まれます。例えば、白やグレーでまとめればクリーンでスタイリッシュに、木やラタン素材を使えば温もりのあるナチュラルテイストに仕上がります。

2. 「見せたいもの」だけを置く

収納するものすべてを見せる必要はありません。あくまでも「見せたいもの・見せても生活感が出にくいもの」だけを厳選することが大切です。反対に、細々とした日用品や隠したいものはボックスやバスケットにまとめて収納しておくことが鉄則。

3. 余白を大切にする

詰め込みすぎると圧迫感が出てしまいます。収納スペースには余白を残し、ディスプレイのような“余裕ある美しさ”を意識しましょう。

4. 高低差をつけてリズムを生む

同じ高さのものを並べると単調になってしまいます。高さの異なるアイテムを組み合わせたり、立体的に配置することで、動きのある魅力的な空間に仕上がります。

部屋別「見せる収納」実践アイデア

キッチン:実用性とデザインを両立

キッチンは「見せる収納」が最も映える場所のひとつ。鍋や調味料、調理道具など、見た目にこだわればまるでプロの厨房のような空間が作れます。

• 調味料は瓶やスパイスジャーに詰め替えて、ラベルを統一

• 鍋やフライパンは吊るす収納で見せつつ取り出しやすく

• カップやグラスはオープンシェルフに並べてカフェ風に

おすすめ商品:山崎実業「TOWER」シリーズのスパイスラック、マグネット収納、ツールスタンド

🔻 https://www.yamajitsu.co.jp/product/kitchen/m-category6/s-category23/

スタイリッシュで洗練されたデザインは、見せる収納に最適です。

リビング:個性を演出する「魅せ場」

リビングでは、収納=空間演出の場でもあります。読書が好きなら本をアートのように配置し、音楽が好きならレコードやスピーカーも“見せる”ことで空間が生き生きとしてきます。

• スタッキングシェルフに雑誌や本を収納

• コレクションやアートを壁面やシェルフ上にディスプレイ

• スピーカーや植物をアクセントに使ってリズムを出す

おすすめ商品:無印良品「スタッキングシェルフ」

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組み合わせ次第で本棚にもディスプレイ棚にもなる万能収納です。

洗面所:清潔感+ナチュラルな美しさ

洗面所は清潔感が求められる場所。詰め替え容器や小物の収納を工夫すれば、ホテルライクな空間が作れます。

• タオルは色を揃えて丸めて収納

• 洗剤やコスメはガラス瓶やアクリルケースに入れる

• 木製トレーやバスケットで温かみをプラス

おすすめ商品:IKEA「RÅGRUND(ローグルンド)」シリーズ

🔻 https://www.ikea.com/jp/ja/cat/ragrund-series-25256/

竹素材の収納棚やラックは、水まわりでも使いやすく、見た目にも優しい印象です。

玄関:第一印象で“整った家”を演出

限られたスペースでも、玄関は“家の顔”。見せる収納を取り入れれば、スッキリとした好印象を与えられます。

• 壁面フックに帽子やトートバッグを吊るす

• 木箱に靴べらや防水スプレーなどを収納

• 玄関マットやシューズの色を揃えて空間を演出

おすすめ商品IKEA「収納付きベンチ」

🔻https://www.ikea.com/jp/ja/cat/hallway-benches-59246/

手頃な価格で導入しやすく、実用性とデザイン性を兼ね備えています。

見せる収納の注意点とメンテナンス習慣

「見せる収納」は、放っておくとすぐに“ただの散らかった部屋”になってしまう危険もあります。美しく保つには、ちょっとしたメンテナンス習慣が必要です。

定期的に「見直し」する習慣を持つ

 月に1度、飾っているものを見直し、不要なものは入れ替える

ほこり対策を怠らない

 オープンな収納はホコリが溜まりやすいため、こまめな拭き掃除が重要

季節感を取り入れて変化を楽しむ

 春はグリーン、夏はガラスアイテム、秋冬はブランケットやキャンドルなど、季節によって飾るアイテムを変えると飽きずに楽しめます

家族でルールを共有する

 見せる収納の場所は、全員がルールを守れるように共有。使ったら戻す、埃を払う、など簡単なルールでも効果大。

見せる収納に役立つ収納グッズベスト5(2025年版)

1. 山崎実業「TOWER マグネットスパイスラック」

 マグネット式で簡単に取り付けでき、キッチンをスッキリ見せながら収納力も抜群。

2. IKEA「RISATORP バスケット」

 持ち運び可能なメッシュバスケットで、キッチン、洗面所、リビング問わず使いやすい。

3. 無印良品「アクリル収納シリーズ」

 中身が見えてスッキリ。化粧品や文具、アクセサリー収納におすすめ。

4. KEYUCA「天然木ウォールシェルフ」

 木の温かみがありつつシンプル。壁面ディスプレイ収納に最適。

5. DAISO「ワイヤーバスケット」シリーズ

 手頃な価格で手に入る便利アイテム。冷蔵庫収納から玄関収納まで幅広く活用できます。

まとめ

見せる収納は、“生活を整える楽しみ”でもある

「見せる収納」は、ただの“片付け”ではありません。それは、自分の好きなものを大切に扱い、暮らしの中に美しさと実用性を共存させるスタイルです。最初はお気に入りの雑貨や本を一か所に並べてみるだけでもOK。大切なのは、「見せたい」と思えるものに囲まれる喜びを感じることです。

収納は、暮らし方そのものを映し出す鏡のようなもの。見せる収納を通して、自分らしく整った空間をつくってみてはいかがでしょうか。


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