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コラム
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2025.09.24
部屋を一気にセンスアップさせるインテリアアイテム、それが「照明」です。家具をどれだけ揃えても、照明選びを間違えると空間の魅力は半減します。逆に言えば、照明を変えるだけで部屋全体が劇的に垢抜け、居心地のよい空間へと生まれ変わることも。
本記事では、デザイン性・機能性・雰囲気作りに優れた「おしゃれな照明」を多数紹介します。国内外の人気ブランドから、コーディネート術、設置のポイントまで、徹底解説します。
照明はただ部屋を明るくするためのものではありません。空間に「リズム」や「立体感」を与え、住まう人の気分や行動に影響を与える存在です。
たとえば、天井のシーリングライトひとつでは、全体がのっぺりとした平面的な印象になりますが、ペンダントライトやフロアライトを組み合わせると、光と影が生まれ空間にメリハリがつきます。
照明には以下の3つの基本種類があります。
空間全体を明るく照らす。シーリングライトやダウンライトなど。
作業のための明かり。デスクライトやキッチン用ライトなど。
雰囲気づくりのための照明。フロアライトや間接照明、キャンドルなど。
おしゃれな空間づくりには、この3種をバランスよく組み合わせる「多灯使い」が基本です。
ここでは国内外の照明ブランドから、現在も入手可能な人気モデルを厳選して紹介します。
💡デザインの頂点に君臨する名作
デンマークの巨匠ポール・ヘニングセンによる設計で、光をやさしく反射し、まぶしさを抑える多重シェード構造が特長。リビングやダイニングに最適。機能性と造形美を両立した北欧照明の象徴。
💡繊細なバランスが美しい彫刻的照明
イタリアのフロス社が誇るデザイン照明。一本の細い金属棒に浮かぶように配置されたガラス球が、まるで芸術品のよう。ペンダント、フロア、ウォールタイプなど展開も豊富。
🔻 https://japan.flos.com/products/ic-lights/
💡日本の美意識と現代性の融合
世界的建築家・伊東豊雄がデザイン。繭のような繊細なグラスファイバーの編み構造が幻想的な陰影を生み出します。和洋どちらの空間にも溶け込む独特の存在感。
💡カラーで遊ぶ北欧モダンの象徴
鮮やかな色と素材の組み合わせが、空間をアートギャラリーのように変えてくれる注目アイテム。
💡ミニマル×カラフルな北欧代表
MUUTOは、若手デザイナーのセンスが光る照明ブランド。このランプは裸電球にシリコンコードというシンプルな構成ながら、豊富なカラーで遊び心が満点。
🔻 https://flymee.jp/product/110754/
💡音と光の新しい融合
日本の技術力を活かした“光×音”のスマート照明。BluetoothスピーカーとLED照明が一体になったシーリングで、音楽とライティングの両立が可能。リビングの主照明にぴったり。
🔻 https://sumai.panasonic.jp/lighting/home/spcl/
💡透明感のあるポップなペンダント
アクリル製で色彩と透明感が楽しめるイタリア製のペンダントライト。高さの調整も自在で、カフェやアパレルショップのような空間づくりに最適。
🔻 https://flymee.jp/product/10713/
💡機能美と操作性の最高峰
デスクライトの金字塔。イタリアンデザインと工業的な精度が融合した逸品で、オフィスやワークスペースにふさわしい洗練された光を提供します。
💡素材感を楽しむ職人技
富山県高岡市の真鍮鋳物ブランド。独自の“鋳肌”仕上げにより、時間の経過とともに味わい深く変化。和モダンやナチュラルスタイルとの相性も抜群。
🔻 https://www.futagami-onlineshop.jp/view/category/ihada
💡子どものための革新的デスクライト
まぶしさゼロ、影が出にくい独自の配光設計。デザイン家電ブランド・バルミューダらしい洗練されたフォルムで、子ども部屋だけでなく、大人の作業用にも人気が広がっています。
🔻 https://www.balmuda.com/jp/light/?srsltid=AfmBOoqhh__bmp0grbkbQk8Z0U3L9Y7dhOgHc8LOqpbLrcuuLsyFGZNv
照明を選ぶ際は、部屋全体のスタイルに合ったデザインを意識しましょう。以下はスタイル別の照明提案です。
木製家具や明るい色調の部屋には、布シェードや木製の照明がおすすめ。ルイスポールセンやMUUTOが人気。
ヴィンテージ調のメタルやアイアン製のペンダントが似合います。エジソン電球など裸電球スタイルも効果的。
竹や和紙、ウッド素材の温かみある照明が◎。YAMAGIWAやFUTAGAMIなど日本ブランドが好相性。
シンプルな白や黒の配色、無機質な素材感を大切に。IC LightsやTolomeoが洗練された印象を演出します。
低めに吊るしたペンダントライトを複数並べて、温もりある電球色を。KartellやHAYなどカラフルな要素も加えると華やか。
明るさだけでなく、色温度や配置も空間演出に大きく影響します。
くつろぎ空間には2700K~3000Kの電球色、作業には昼白色(5000K前後)を。
ペンダントはテーブルから60〜80cmが理想。高すぎると明るさが届かず、低すぎると邪魔に。
シェードのデザインによって、壁や天井にできる陰影も大事な演出要素。意図的に「影を楽しむ」設置も魅力的です。
おしゃれ=海外ブランドと思われがちですが、日本のメーカーにも良質で美しい照明が数多く存在します。
国内外の名作照明を扱う老舗セレクトメーカー。自社ブランドも高評価。
住宅用照明でシェアの高いブランド。ライン照明や間接照明も多く、現代建築と好相性。
🔻https://www.di-classe-onlineshop.com
温もりと遊び心のある照明が揃う東京発のブランド。植物モチーフのライトが人気。
コストパフォーマンスに優れた国産照明。機能的なダウンライトやスポット照明が豊富。
照明は、家具と違って一見目立たない存在に思えますが、空間の印象を大きく左右する“インテリアの仕上げ”です。機能性、雰囲気、素材感、スタイル、配置バランス─そのすべてが揃ってはじめて「おしゃれな照明」と呼べるのです。
何を選ぶかではなく、どう使いこなすか。自分の暮らし方や部屋の使い方、求めるムードに合わせて、照明を“演出装置”として取り入れてみてください。照明が変わると、毎日の気分が変わります。部屋の空気が変わります。人との会話も、より心地よいものになるでしょう。
今、照明を変える。それは暮らしを少しだけアップデートする最も簡単な方法かもしれません。
インテリアのご依頼・ご相談は、
株式会社スピカにお任せください。
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