コラム

ストレスレスチェア:究極のリラクゼーションを叶える椅子のすべて

2025.07.04

はじめに

長時間のデスクワーク、スマートフォンやパソコンの使用、そして年齢を重ねるごとに感じる身体のこわばり。現代人にとって「リラックスできる時間」と「快適な姿勢を保てる家具」の存在は、日常のクオリティを大きく左右します。そんな中、世界中で「究極のリクライニングチェア」と称されるのが、エコーネス社(Ekornes)製のストレスレスチェア(Stressless®)です。

本記事では、ストレスレスチェアの歴史から製品ラインナップ、特徴、導入事例、そして購入時の選び方やメンテナンスのコツまで、詳しく解説します。

ストレスレスチェアとは?

ノルウェー生まれの快適設計

1971年にノルウェーの家具メーカー「エコーネス社(Ekornes)」によって開発されました。その誕生以来、「身体にストレスを与えない椅子」として世界中で愛用されており、特に欧州・北米では高級家具の代名詞的存在となっています。

エコーネス社は1934年に設立され、もともとはスプリング(バネ)などの製造を行っていましたが、快適性と耐久性に優れたリクライニングチェアの開発に注力することで、ストレスレスブランドは世界的な成功を収めました。

最大の特徴は、「座る人の身体の動きに追従して自然な姿勢を維持するメカニズム」にあります。以下で、その具体的な機能を紹介していきます。

ストレスレスチェアの主な特徴

1. グライドシステムとプラスシステム(Plus™ system)

独自開発された「グライドシステム」が搭載されています。これは、ユーザーの体重や姿勢の変化に合わせて、背もたれが自然にリクライニングする構造です。

さらに「プラスシステム」は、首と腰を同時にサポートする機能で、テレビを見ているときや読書時に首が前に傾かないよう、自然な視線と姿勢をキープしてくれます。

2. バリエーション豊富なサイズ展開

「S」「M」「L」の3サイズ展開が基本です。これは体格や身長に合わせて椅子を選べるという意味で、ユーザーひとりひとりにぴったりのフィット感を提供します。

3. エルゴノミクスに基づいた設計

ノルウェーの医療専門家や人間工学の研究者と連携して設計されたチェアは、長時間座っても疲れにくく、腰痛や肩こりの軽減にも効果的だとされています。

4. 高品質な素材とクラフトマンシップ

レザーやファブリックの質感、硬すぎず柔らかすぎないウレタン、堅牢なベース構造など、すべてが高級家具としての品質基準を満たしています。素材は環境に配慮されたものを使用しており、サステナビリティの観点からも高評価です。

主なモデル紹介

数多くのモデルが存在します。ここでは人気の代表モデルをいくつかご紹介します。

1. ストレスレス コンサル(Consul)

ベーシックかつ洗練されたデザイン。ストレスレスシリーズの中でも比較的価格が手頃で、初めての導入にもおすすめです。

https://shop.stressless.com/ja-jp/home-office/stressless-consul-home-office/p/000000000001005096

2. ストレスレス マジック(Magic)

その名の通り「魔法のような座り心地」。背もたれのフィット感と腰のサポートが抜群で、特に腰痛持ちの方に人気のモデルです。

https://shop.stressless.com/ja-jp/c/recliners/magic

3. ストレスレス ウィング(Wing)

クラシックで優雅なフォルムが魅力。ウィングバック(羽のような背もたれ)が高級感を演出し、書斎やリビングルームにぴったりです。

https://shop.stressless.com/ja-jp/c/recliners/wing

購入時のチェックポイント

1. 体格に合ったサイズ選び

「座った瞬間のフィット感」が命です。できればショールームで実際に試座し、S/M/Lの中から最適なサイズを選ぶようにしましょう。

2. 素材の違いを理解する

レザーには「パロマ」「バティック」「コリーン」など複数のランクがあり、手触りや耐久性が異なります。また、ペットや小さなお子様がいる家庭では、ファブリック素材も人気です。

3. オットマンの有無

別売りのオットマンとセットで使うことで真価を発揮します。脚を伸ばして座れることで、より一層のリラックスが得られます。

メンテナンスと寿命

10年~20年使用できる耐久性を持っています。長持ちさせるためには以下のメンテナンスが効果的です。

• レザーは年に数回、専用クリーナーと保護剤でケア

• ベース部分のネジの緩み確認(年1回程度)

• 直射日光や暖房器具の近くでの設置を避ける

• 張地のシワやへたりが気になったら、販売店での補修も可能

実際の導入事例

暮らしの中のストレスレス

Aさん(50代・男性・在宅ワーカー)の場合

長時間PC作業をするAさんは腰痛に悩んでおり、医師のすすめでストレスレス マジックを導入。1日8時間座っても腰への負担が劇的に減少したと語っています。

Bさん(60代・女性・リタイア後)

毎日新聞を読み、趣味の編み物を楽しむ時間が増えたBさんは、コンサルを購入。「首や肩に力が入らず、1時間以上座っても疲れない」と大絶賛。

Cさん(30代・夫婦・リビングに設置)

映画鑑賞好きのCさん夫婦はウィングを2脚設置。「まるでホームシアターのような感覚で、映画の時間が贅沢になった」と話します。

価格帯

価格はモデルや素材により異なりますが、目安として以下の通りです(2025年時点、税込参考価格):

• ストレスレス コンサル(レザー・オットマン付き):約35万円前後

• ストレスレス ウィング:40~50万円

• ストレスレス マジック:50~60万円

安い買い物ではありませんが、10年以上使えることを考えると、年あたりのコストは非常にリーズナブルです。

まとめ

一生モノのチェアとしての価値

ストレスレスチェアは単なる高級家具ではありません。毎日の生活の質を高め、身体の疲れを癒し、精神的な充足感をもたらす「一生モノの投資」です。

選び方を誤らなければ、10年・20年と付き合えるパートナーとなることでしょう。インテリアの美しさだけでなく、真の快適性と健康への配慮が詰まったストレスレスチェア。ぜひ、あなたの暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。

公式HP

https://www.stressless.com

紹介させていただいたストレスレスチェアは

スピカでも取り扱いをさせていただいております。

インテリアのご依頼・ご相談は、

株式会社スピカにお任せください。

インテリアコーディネートの依頼ならスピカへ (spica-interior.com)

インテリアコーディネートのご依頼・ ご相談はこちら