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曲木家具専門工房の秋田木工(Akimoku)をご紹介

みなさんは、「曲木」という言葉をご存知ですか?

曲木というのは文字通り木を曲げることを意味していて、本来真っ直ぐに伸びている木材を家具などに使用する際に曲線加工する技術のことをいいます。

そんな曲木という技術を駆使して、日本で唯一曲木家具を製造・販売する専門工房の「秋田木工(Akimoku)」について、今回はご紹介していきます。

秋田木工の始まりは1910年に設立された秋田曲木製作所。

現在働いているのは70人で、若手からベテランまで幅広い世代の職人が在籍しています。

世界で初めて曲木という技術を開発したのはドイツ人のMichael Thonet(ミカエル・トーネット)で、日本に曲木の技術が入ってきたのは100年以上前といわれています。

そもそもどうやったら木を曲げられるのか?と不思議に思う方も多いと思うのですが、木材を蒸したり煮沸した後に型にはめて乾燥させることで曲げることができるそうです。

ただ、乾燥させてから硬くなるまでの5分間で作業を終わらせなければいけないので、そこには熟練された職人の技術が必要。

曲木家具の製造はここから始まり、その後は削り出し磨き上げ塗装という風に進んでいきます。

全ての工程は基本的には手作業で行われていますが、機械でしかできない工程などがある場合は、その道具も自社で製造するという徹底ぶり。

ここまでこだわり抜いて作られた秋田木工の家具は、どれも温かみがあり、繊細さを感じる物ばかりです。

家具の背景を知ることで、より一層素敵なお家時間を過ごせるのではないでしょうか?

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