2012年にデンマークのコペンハーゲンにて設立されたポスターブランドのPaper Collective(ペーパーコレクティブ)について、今回はご紹介していきます。

Paper Collectiveは、素敵なアートを手頃な価格で世界に広めていくことを目標とし、ファッションや建築、イラストなど、様々な分野で活躍しているアーティストとのコラボレーションにより生み出される現代アートを、ポスターにして販売しています。

あらゆる側面で高い水準をクリアしているのも特徴的で、使用している紙や木材はFSC認証を取得しており、また、包装材料や紙の梱包テープは再利用してリサイクルへの取り組みも行っています。

また、Paper Collectiveは立ち上げ当初から売り上げの一部を世界のチャリティー団体に寄付するなど、支援の面でも活躍しています。

実際に、2020年には今までで一番大きなプロジェクトである、ネパールに小学校を建設するという目標を達成しました。

世界で最も貧しい地域に住む400人超の子どもたちのために、他の財団の協力のもと、現在はその小学校に図書館やコンピュータ室まで完備したそうです。

2021年の目標は、WWF Waste to Value projectの協力のもと再利用やリサイクルに重点を置き、また、ケニアのプラスチック汚染問題に取り組むと同時にその地域の女性や子どもたちに仕事を与えて経済成長にも貢献することです。

普段インテリアの一部として何気なく買っていたアートやポスターが、私たちの知らないところで誰かの為になっているとは驚きです。

また、これからの地球環境を考えた取り組みも素晴らしいですよね。

目を惹く物に気持ちが動くのはもちろんですが、私たちの将来のことを考えた商品選び、それだけで救える未来もあるかもしれません。

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