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2021.08.30
和風のデザインは好きだけど、従来の日本式の住宅は嫌だという方もいらっしゃると思います。
そのような場合に、従来の日本のテイストにモダンなテイストを加えた和モダンスタイルはどうでしょうか。
今回は和モダンの部屋をつくりたい場合に、どのような家具をインテリアに取り入れるべきなのかを紹介します。
最初に和モダンスタイルとはどのような特徴があるのかを紹介します。
伝統的に伝えられている日本の様式と、現代のモダンな雰囲気を組み合わせられたものが和モダンスタイルです。
和モダンスタイルにはたくさんの特徴があります。
1つ目は欧米が起源になっている洋風のインテリアにもマッチすることです。
部屋のインテリアを作成する際には、基本的に部屋の物を同じスタイルのアイテムで統一することが重要です。
ただし、和モダンでは、和と洋の両方を組み合わせてコーディネートします。
本当なら雰囲気が違うので相容れないはずですが、バランスをとって組み合わせることで、独創的な和モダンの空間をつくれます。
このように、両者のバランスを見極める必要がありますが、和風は洋風のアイテムとマッチさせられるので、自分が好きなようにスタイルをつくれます。
2つ目は目線を下の方へ誘導することです。
日本の伝統的な暮らしでは椅子に座らずに、地べたに座っていました。
目線を下に誘導することで、スペースを広く感じやすく、落ち着いた雰囲気を表現できます。
3つ目は天然素材が使用されることが多いことです。
和モダンで良く使用される材料は木材、竹、ラタン、水草です。
木材は過去の日本式のほとんどの住宅が木造だったので、必須と言っても良いでしょう。
1つ1つ違う木材は自然の温かみを感じ取れます。
竹は日本では縄文時代から使用されていたという説があります。
軽量で加工が簡単な素材なため、様々な道具の原料として利用されてきました。
ラタンは籐(とう)とも呼ばれており、空気中の水分を吸収する効果がある天然素材です。
日本の夏は湿度が高くなる傾向があるので、家具の材料として使用されてきました。
これは水草を乾燥させて、編み込んで使用されます。
アジアの一部地域では定番の素材です。
実は日本に伝わったのは明治時代ですが、和モダンスタイルと親和性が高いです。
次に和モダンのおしゃれな部屋をつくる方法を紹介します。
最初にリビングで最も大切な家具であるソファを選ぶコツを紹介します。
1つ目は自然素材が使用されているソファーで、例えば布や革が使用されているものを選ぶと良いでしょう。
理由は和モダンには、自然素材の雰囲気がマッチするからです。
和と洋はバランスが重要なので、リビングで最も目立つ家具であるソファーに和を象徴する特徴が必要なのです。
2つ目は高さが低いものを選ぶことです。
理由はソファー自体が洋風の家具なので高さがある傾向がありますが、前項で日本では低い視点で生活していたと紹介した通り、視点が低くなるからです。
ただし、ソファーを置かない場合は、座布団を使用するとなお和風な雰囲気を出せるでしょう。
3つ目は床に畳を使用する際は対策をすることです。
畳の部屋にソファーを置く際には、床が傷まないように対策が必要です。
対策として、接地面にラグを敷くことで軽減できます。
そして、もちろん天然素材の物を購入することで調和するでしょう。
次にダイニングに関する家具の選び方です。
1つ目はアンティーク家具を使用することです。
アンティーク家具は比較的安く購入でき、雰囲気を出しやすいです。
2つ目は色の雰囲気を統一することです。
全体的にまとまりがあることで、スタイリッシュかつ上品な空間をつくれます。
そのため、ダイニングのセットを購入できなくても、色が近いだけでまとまりが感じられます。
おすすめは、全ての家具を木材で統一することです。
3つ目は水屋箪笥を使用することです。
これは、日本で使用されている食器棚のことを指します。
設置することで、和風の雰囲気を醸し出せます。
また、たくさんの引き出しがあり、家族の食器を全員分収納できるので、実用性も問題ないです。
4つ目はダイニングテーブルを使用することです。
これは、和風の要素が中心のダイニング部分に洋風の雰囲気を加えるものです。
おすすめのデザインは、自然でシックなものです。
ポイントは椅子との組み合わせも意識することです。
例えば、同じシリーズの物を使用したり、色の系統を統一するなどの方法があります。
最後は照明の選び方です。
和モダンは照明が明るくなりすぎないものを選ぶのが良いです。
理想の照明は和室と洋室のどちらにも合うものが良いです。
今回は和モダンの部屋をつくりたい場合に、どのような家具をインテリアに取り入れるべきなのかを紹介しました。
和モダンは洋風のインテリアとの相性が良いので、和風だけにとらわれずにいろいろな家具を探してみると良いでしょう。
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