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コラム
2021.08.23
基本的に部屋は広ければ広いほど良いですよね。
しかし、実際には「狭いな」と感じている方もいらっしゃるでしょう。
実は部屋が狭いと感じていても、家具の配置を工夫することで、部屋を広く見せられます。
今回は模様替えで部屋を広く見せる方法を紹介します。
最初に部屋を広く感じさせるためのテクニックを紹介します。
1つ目は小ぶりのものを選ぶことです。
自分の部屋が狭いと感じる場合は、高さが低い家具を選ぶと良いです。
高さがあると部屋が狭く感じる原因になります。
加えて、高さだけでなく、幅と奥行きも小さいものを選ぶとさらに広く感じます。
2つ目は透明感がある家具を選択することです。
具体的には、ガラスを使用したテーブルや棚は向こう側が見えるので、部屋を広く見せられます。
特に、ガラステーブルを使用することで、空間の広がりは表現しやすいです。
また、背板と側面の板が無い棚を使用することで、圧迫感が減ります。
1つ目で紹介した条件の家具を見つけられない場合は、細いフレームや天板がガラスの家具がおすすめです。
3つ目は足の細い家具を選ぶことです。
床が見える面積が大きくなることで、広く感じます。
そして、副次的に家具の下を収納として利用できるので、スペースを有効活用できます。
4つ目は家具のスタイルや雰囲気を統一することです。
インテリアのスタイルには和モダン、洋風、和風、北欧と様々なものがあります。
これらのスタイルがバラバラの家具を購入すると、それぞれの統一感がなくなり、違和感が生まれます。
5つ目は1つの家具で様々な使用方法があるものを選ぶことです。
複数の役割を1つの家具で済ませると、必要な家具が少なくなるので、物理的に広くできます。
具体的にはテレビを置く台と、収納する棚を共用にしたり、キッチンとリビングの間に棚を設置して、キッチンとリビングの両方から棚として使用したりする方法があります。
次に家具の配置についてのテクニックを紹介します。
1つ目は高さがある家具を手前にして、低い家具を奥に置くことです。
遠近法を使用しており、奥行きが広く感じられます。
2つ目は床や壁が見える面積が大きくなるように家具を配置することです。
見える壁や床の表面積が大きくなることで、圧迫感が少なくなり、部屋が広く感じられます。
3つ目はスタンドミラーを設置することです。
設置することで、さらに空間があるように見せられます。
4つ目は壁にかけるタイプの壁棚を活用することです。
床に家具を置く必要がありません。
そして、壁と同じような色合いのものを選ぶことで圧迫感を少なくできます。
5つ目はフォーカルポイントを意識することです。
これはすぐに浮かんでこない方もいらっしゃるかもしれませんが、簡単に説明すると視線が集中しやすいポイントです。
では、どのようにフォーカルポイントを作るのでしょうか。
それはポスター、アートのオブジェ、観葉植物などが挙げられます。
部屋に入った際に、そちらに視線が向くことで部屋が狭いことに意識が向きにくいようにします。
そして、ドアの対角線上にフォーカルポイント使用すると、奥行きも感じられるので飾るものがある場合は是非利用したいテクニックですね。
色の選び方のパターンを詳しく紹介します。
1つ目は部屋に使用する色は3色に抑える方法です。
基本的には色合いを統一することをおすすめしており、具体的には3色に抑えると良いでしょう。
例えば、大きな面積を占める部分を色合いの近い2色で統一して、小さい面積の部分を別の1色で指し色効果を利用します。
こうすることで、基本的には統一感を感じる空間にしながら、指し色とのコントラストでおしゃれな雰囲気も両立できます。
2つ目は無地の色と淡い色を組み合わせる方法です。
無地の色と淡い色の物は圧迫感が少ないので、基色として利用することで実際の面積よりも広く感じられます。
具体的には、ベッド、こたつ、カーテンの色は見える面積で大きな割合を占めるので、無地に統一すると良いでしょう。
3つ目は上に行くほど明るい色を使用する方法です。
床が暗めのフローリングであったり、黒色の素材を使用する場合は床の面から高くなるほど明るい色を使用すると良いです。
そうすることでメリハリが付き、空間に広がりを感じられるでしょう。
以上が部屋を広く感じるためのテクニックです。
ただし、これらのテクニックを使用するのも良いのですが、部屋に置く家具自体を少なくすることも大切です。
実用性とバランスを考えて取り入れてみましょう。
今回は模様替えで部屋を広く見せる方法を紹介しました。
カギになるポイントは視線の誘導と、圧迫感です。
特に圧迫感というワードが何回も出たので、最も重要と言っても良いでしょう。
皆さんも紹介したテクニックを参考にして、模様替えを楽しんでください。
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