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テレビで紹介されたニトリのインテリアコーディネートを解説します!

よくニトリの家具を使ったコーディネートがテレビ番組で紹介されていますね。
簡素だった室内が雰囲気のあるオシャレなスタイルに変身していきます。
テレビで紹介された新居のトータルコーディネートを参考にして、自分の将来の生活のイメージを膨らませてみましょう。

 

□インテリアコーディネートのスタイルを決める

インテリアコーディネートをしようと思っても、家族で生活をしているとなかなか目指す方向性を定めるのが難しいですよね。
それぞれ望むスタイルがあると意見が対立してしまうことが多いでしょう。
また、独りよがりなコーディネートをしていると、家族も不満を感じます。

夫婦で意見がまとまらない場合、どのような解決の道が残されているのでしょうか。
一例として、北欧スタイルとインダストリアルスタイルをうまく組み合わせたコーディネートをご紹介します。

ノルウェーやデンマークの雰囲気を感じる北欧スタイルのコーディネートは最近では特に女性に人気ですね。
さらに、工業製品を住居デザインに取り入れた無機質な雰囲気のインダストリアルスタイルは、男性の間で人気です。

男性と女性でスタイルの方向性に違いが出てきた場合、どちらか一方を切り捨てるのではなく、それぞれスタイルの特徴を残しながら上手く組み合わせましょう。

今回紹介するニトリのコーディネートでは、2つのスタイルが同居して互いに良さを消し合わないよう、住空間ごとにメインとなるスタイルの分担することを提案します。
リビングダイニングは北欧スタイルを、カウンターキッチンはインダストリアルスタイルを基調にコーディネートをしてはどうでしょうか。

このときには、それぞれ別々にコーディネートをするのではなく、2つのスタイルがどのように混じり合うかを考えながらコーディネートすることが重要です。

 

□北欧スタイルのリビングダイニング

全体的に淡い、落ち着きのあるリビングダイニングに仕上げるために、家具の色を整えます。
ソファはモノトーンで、できるだけ壁に寄せて置くことで全体的にスッキリとした印象にしましょう。

ソファの裏にアンテナ端子があるときは90度に曲がったアンテナ線を使うことで、壁ギリギリにソファを設置できます。
また、ソファの裏から配線が伸びていると見栄え場悪いため、配線モールで覆ってスッキリとさせましょう。

さらに、テレビボードの足といった部分にワンポイントで黒を入れると、空間が引き締まり淡い色を引き立てることができます。

加えて、窓にプルーツスクリーンを取り入れると、外から入ってくる光を和らげられるでしょう。
北欧は日照時間が短くて太陽の光も強くありません。
和室の定番と言われるプルーツスクリーンですが、強すぎる光の刺激を抑えてくれる点では、淡い落ち着いた雰囲気の北欧スタイルにもマッチしそうですね。

インダストリアルスタイルのカウンターキッチンにするためには素材や形にこだわります。
このスタイルは、無骨な素材を用いたシンプルなデザインが特徴的です。
まずは、古き良きものを愛用するイメージで、レザー素材の椅子をカウンターに設置してみましょう。

椅子の脚は黒くて細いスチール素材なため、とてもスッキリと見えます。
カウンターにコーヒーカップやドリップスタンドを置くと、一気にオシャレな雰囲気が出てきますね。

 

□2つのスタイルをなじませるための工夫

それぞれスタイルの特徴を生かしたリビングダイニングとカウンターキッチンができあがりましたが、今回のインテリアコーディネートの醍醐味は2つの異なるスタイルを同じ空間で上手くなじませることです。

北欧スタイルとインダストリアルスタイルが同じ空間で互いに喧嘩しあわないためにどのような工夫ができるのでしょうか。
今回のコーディネートで最も重要なポイントは、色と素材です。

リビングダイニングのテレビボードには、黒色でアイアン素材の脚が使われていましたね。
そして、カウンターキッチンの椅子には、黒色でスチール素材の脚が使われています。
違うスタイルを基調とした空間ですが、同系統の色、同系統素材の家具を共通して使うことで全体のバランスを整えられるでしょう。

北欧スタイルとのバランスを考えて、カウンターキッチンのインダストリアル感を強くしすぎなかった点も、今回のコーディネートの重要なポイントです。

さらに他にも2つのスタイルをなじませる工夫があります。
全体のトーンを整えるために、リビングダイニングとカウンターキッチンの間に観葉植物を置くことができるシェリフが設置した点です。

北欧スタイルにもインダストリアルスタイルにも違和感のない観葉植物が、2つの異なるスタイルを同じ空間でつなげる役割を果たしているわけですね。

 

□まとめ

テレビ番組で放送されたニトリによるインテリアコーディネートをご紹介しました。
工夫次第では、異なるコーディネートのスタイルを同じ空間に取り入れられます。
一人で考えるのが不安な方は、一度専門家に相談をしてみるのが良いでしょう。
その際はぜひ当社までお気軽にお問い合わせください。

 

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