コラム

ひとり暮らしの方必見!部屋を広く見せる模様替えのポイントとは?

2019.07.21

日本の一人暮らしの平均の部屋サイズはキッチンやお風呂をのぞいて約7~8畳だと言われています。
ベッドやテレビなどのスペースを考えても生活するには十分な大きさですが、より広く見えるように部屋の模様替えをしたいと考えている方は多いのではないでしょうか。
実は、色の選び方によって、狭い部屋を広く見せることが可能になります。
そこで、今回は、色を中心に部屋をより広く見せるためのポイントをご紹介していきます。

□色の視覚効果

様々な色にはそれぞれ視覚効果があります。
色選びの前には、色の性質を知ることが大切になります。
それでは、色の視覚効果の特徴とその働きについて詳しく説明していきます。

*進出色

進出色とは、赤やオレンジなどの暖色系を指し、前へ飛び出して見える効果があります。
圧迫感を感じられるため、壁やベッドなど部屋の大部分を占める部位に使用してしまうとより狭く感じてしまいます。

*後退色

後退色とは、青色の寒色系を指し、進出色とは逆に後ろへ引っ込んだように見える効果があります。
そのため、奥行き効果として、部屋をより広く見せるために使われます。

*膨張色

膨張色とは、白やベージュといった淡い色を指し、広がりを感じさせる効果があります。
そのため、部屋の模様替えの時には膨張色をメインにすることで、広く見える部屋を作りあげることが可能です。

*収縮色

収縮色は、黒や紺といった濃い色を指し、物体をより小さく見せる効果があります。
そのため、模様替えの時には、部屋のアクセントとして用いられることが多く、カーテンや壁など部屋の面積が大きい部分に使うことはおすすめしません。

□部屋を広く見せるには

続いて、色の特性を踏まえて、より広く見える部屋を作り上げるためのポイントを2点ご紹介していきます。

*色の統一

壁と家具を膨張色の淡い色で統一することが広く見える部屋づくりのポイントになります。
膨張色による視覚効果はもちろんですが、色を統一することですっきりした部屋になります。
また、ワンポイントとして明るい赤や青といった自分の好みの家具を選ぶと、おしゃれな部屋になります。
物が多く様々な色が混合した部屋ではなく、シンプルに色を統一することで、居心地のいい部屋をつくることができるでしょう。

*天井にかけて明るい色を使う

後退色や収縮色の色を床に配置し、天井にかけて明るい色を使用することが、部屋をより広く見えせることのポイントになります。
これは、床に黒などの濃い色を取り入れることで、引き締まった部屋の雰囲気になり、天井がより高く見える効果があるからです。
ぜひ、色の配置を考えるときには、床近くには濃い色を配置してみましょう。

□まとめ

今回は、色の視覚効果と部屋をより広く見せるためのポイントをいくつかご紹介しました。
色選びは、部屋の雰囲気を決定するために大切な要素になります。
自分の好みの色で選ぶのではなく、その色のインテリアにおける性質を同時に考えると、模様替えを成功させることができるのではないでしょうか。
しかし、なかなか自分自身でどんな色が適切なのか調べて、インテリアコーディネートをするのは難しいですよね。
当社にお問い合わせいただきましたら、住む人の想いを大切にして理想の空間をカタチにする「あなたらしい」暮らしをご提案しています。
ぜひ、インテリアコーディネートに迷われている方はお気楽にお問合せください。
まごころを持って無料相談を受け付けています。

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