2024.12.22
コラム
グランドカバーでおしゃれ!種類別おすすめと育て方の基礎知識
コラム
2024.12.22
「庭をもっと素敵にしたいけど、手入れが大変そう」
そう思って、ガーデニングを諦めていませんか。
今回は、初心者さんでも簡単に、しかも美しく庭を彩れる「グランドカバー」の魅力についてご紹介します。
グランドカバーとして人気が高いのは、多年草と宿根草です。
それぞれの特徴やメリットを理解して、あなたの庭に最適な植物を選びましょう。
1: 多年草
多年草とは、2年以上生き続ける植物のことです。
一度植えると、数年間にわたって楽しめます。
グランドカバーとして人気が高い多年草には、以下のものがあります。
・クローバー
シロツメクサとも呼ばれ、小さな白い花を咲かせます。
暑さには弱いため、日陰の場所での利用がおすすめです。
・ツルニチニチソウ
鮮やかな青色の花を咲かせ、地面を這うように広がります。
日当たりと水はけのよい場所を好みます。
2: 宿根草
宿根草とは、冬に地上部が枯れても、根が残り、翌春に再び芽を出す植物のことです。
多年草と同様に、数年間にわたって楽しめます。
グランドカバーとして人気が高い宿根草には、以下のものがあります。
・シバザクラ
春に桜のようなピンク色の花を咲かせます。
耐寒性があり、育てやすいですが、踏まれると弱いため、人通りの多い場所には向きません。
・ハツユキカズラ
葉に白い斑が入った美しい植物で、日陰にも強いので、木の下などにも植えられます。
3: グランドカバーを選ぶポイント
グランドカバーを選ぶ際は、以下のポイントを参考にしましょう。
・生育環境
日当たり、日陰、湿気など、あなたの庭の環境に合った植物を選びましょう。
・開花時期
一年中花を楽しみたい場合は、開花時期が異なる複数の種類を組み合わせるのがおすすめです。
・成長速度
成長が早い植物は、すぐに地面を覆えますが、手入れも頻繁に必要になります。
逆に、成長が遅い植物は、じっくりと育てられます。
・耐寒性
冬に寒くなる地域では、耐寒性の強い植物を選びましょう。
・耐暑性
夏に暑くなる地域では、耐暑性の強い植物を選びましょう。
・耐踏圧性
人通りの多い場所には、踏まれても大丈夫な耐踏圧性の強い植物を選びましょう。
これらのポイントを考慮して、あなたの庭にぴったりのグランドカバーを見つけてくださいね。
グランドカバーは、一年中緑の葉を楽しめる常緑タイプもおすすめです。
常緑タイプのグランドカバーは、耐久性が高く、手入れも比較的簡単なので、初心者さんにもおすすめです。
ここでは、常緑タイプのグランドカバーの中でも、特に人気が高い4種類をご紹介します。
1: リュウノヒゲ
リュウノヒゲは、濃い緑色の葉が特徴的なグランドカバーです。
日陰にも強く、乾燥にも強いので、手入れがしやすいのも魅力です。
また、夏には白い花を咲かせ、秋には青い実をつけるので、一年を通して変化を楽しめます。
2: ヤブラン
ヤブランは、濃い緑色の葉と、秋に咲く紫色の花が特徴的なグランドカバーです。
日陰にも強く、乾燥にも強いので、初心者さんでも育てやすいです。
また、葉が密集して生えるため、雑草が生えるのを抑える効果もあります。
3: ディコンドラ
ディコンドラは、小さな葉が密集して生える、可愛らしいグランドカバーです。
地面を這うように広がり、緑のカーペットのような美しい景観を作り出します。
日当たりを好みますが、半日陰でも育てられます。
4: リシマキア・ヌンムラリア
リシマキア・ヌンムラリアは、明るい黄緑色の葉が特徴的なグランドカバーです。
地面を這うように広がり、花壇の縁取りや、明るいアクセントとして利用できます。
日当たりを好み、水はけのよい場所を好みます。
グランドカバーは、基本的に手入れが簡単ですが、適切な方法でお手入れすることで、より長く美しく楽しめます。
ここでは、グランドカバーのお手入れ方法について解説していきます。
1: 肥料のやり方
グランドカバーは、生育期に肥料を与えると、より元気に育ちます。
肥料の種類は、緩効性肥料がおすすめです。
緩効性肥料は、ゆっくりと肥料成分が溶け出すので、植物に負担をかけずに、長く効果が持続します。
肥料の量は、植物の種類や生育状況によって異なりますので、パッケージの説明をよく読んでください。
2: 水のやり方
グランドカバーは、乾燥に強い植物が多いですが、特に夏場は、水切れを起こさないように注意が必要です。
土が乾いたら、たっぷりと水を与えましょう。
ただし、水を与えすぎると根腐れを起こす可能性があるので、土の表面が乾いてから水を与えるようにしましょう。
3: 季節ごとのお手入れ
グランドカバーは、季節によって適切な手入れが必要です。
それぞれの季節に合った手入れ方法を、以下にまとめました。
・春
生育期なので、肥料を与え、花を楽しみましょう。
・梅雨
雑草が生えやすいので、こまめに抜き取りましょう。
・夏
水切れに注意し、必要に応じて水を与えましょう。
・秋
花が終わったら、花がらを摘み取りましょう。
・冬
常緑種は冬も緑を楽しめますが、落葉種は地上部が枯れてしまうので、枯れた葉をきれいに取り除きましょう。
この記事では、グランドカバーの魅力、選び方のポイント、人気のおすすめ種類、そして育て方について解説しました。
グランドカバーは、初心者さんでも簡単に、しかも美しく庭を彩れる植物です。
種類も豊富で、生育環境や好みに合わせて選べます。
この記事を参考に、あなたもグランドカバーで、素敵な庭作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。
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