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お家の防犯対策について

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はじめに

泥棒や空き巣などの被害に遭わないためには、常日頃から防犯を意識して対策をしておくことが大切です。

日本は治安が良く犯罪率が非常に低い国ではありますが、それ故に「まさか自分の家が狙われるなんて」と防犯対策を取っていなかったり、防犯に対してに無関心な人が非常に多い傾向にあります。

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そこで今回は、日本の空き巣被害の現状と、引っ越しの際にチェックすべき点や、簡単に出来る防犯対策についてご紹介していきたいと思います。

 

日本の空き巣被害ついて

令和4年度では、空き巣は全国で1日当たり約40件発生しています。

空き巣は共同住宅よりも一戸建て住宅での侵入・窃盗が多く、特に窓からの侵入が多いです。

空き巣に狙われやすい時間帯は仕事や学校で家に誰もいない午前10時から午後2時の間が多いですが、事前に下見をして不在になるタイミングを狙い犯行が行われるケースもあります。

 

引っ越しの際にチェックしたい項目

オートロック・2階以上の住居を選ぶ

今や多くのマンションで導入されている「オートロック」は、エントランスのドアが閉まると自動的に施錠される仕組みのことを言います。

居住者以外の侵入を妨げることができるため、防犯面で大きく頼れる要素の1つです。

また、1階の物件は外から部屋の様子が見えやすかったり、ベランダからの侵入が容易にできてしまうため、2階以上の物件を選ぶことも大切です。

周辺状況は昼間だけでなく夜も確認する

昼間は明るく人通りがある道でも、夜になると街灯が点いていなかったり、人通りが少なく危険と感じる場所も多いです。

内見などで近くに足を運ぶ際には、実際に最寄り駅から家までの経路を歩いてみたり、昼間だけでなく夜の景色もチェックするようにしましょう。

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県外への引っ越しなどで周辺状況を確認できない場合には、ストリートビューを使ったり、ネットでその地域の犯罪状況などを確認することもオススメです。

表札に名前を書かない・ポストのロックにも気を付ける

個人情報を守ることは非常に大切です。

犯罪者は侵入する家の情報を郵便受けの中身から得ることもあり、特に女性の一人暮らしは狙われる可能性が高いので十分に注意しましょう。

極力表札には名前を書かず、郵便受けも必ず都度ロックをかけるようにしましょう。

 

今日からできる防犯対策

鍵の強化

不審者の侵入を防ぐためには、出入口となる場所の防犯性を高めることが大切です。

防犯性の高いディンプルキーなどのカギを選び、適切に取り付けることで不正な侵入を防ぐことが出来ます。

手元にあるキー

ディンプルキーは鍵の側面と表面に窪みがある鍵のことで、ピッキングが難しく複製も難しいため、防犯性に優れており、最近では多くの住宅に導入されています。

鍵の交換費用が少し高いと感じる方も多いかもしれませんが、安心して住むための費用と捉えましょう。

窓の対策

家の窓も不審者の侵入経路の1つです。

防犯フィルムを貼って窓ガラスが簡単に割られないよう対策をしたり、センサーを取り付けて夜間や外出中に振動・衝撃を感知した際に警報が鳴る仕組みを設けておくこともオススメです。

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また、レースカーテンを遮像タイプにして、昼間に外から中の様子を見えづらくすることも大切です。

セキュリティシステムの導入

防犯カメラやセンサーライトなどを活用することで、不正な侵入や犯罪行為を未然に防ぐことが出来ます。

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特に戸建て住戸では、敷地の広さや侵入経路の多さも相まって泥棒や空き巣被害を上記の方法だけでは防ぐことが難しいと言えます。

家の周囲や玄関、車庫などを監視できるように防犯カメラを設置したり、人が接近した際に自動で点灯するセンサーライトを取り付けることで不審者の侵入を未然に防ぎましょう。

 

日常的に出来る防犯対策

家を出るときは必ず戸締りをする

防犯対策の基本ではありますが、家を出るときは必ず戸締りをしましょう。

「ちょっとゴミ捨てに行くだけ」「近くのコンビニに行くだけ」といって鍵を掛けずに出掛ける方もいらっしゃるかもしれませんが、その一瞬の隙を狙っている不審者もいます。

数分で家に戻る際にもきちんと鍵を掛け、鍵を掛けた後に1度ドアを引いて施錠の確認をすることも大切です。

音楽を聴きながら出入りしない

イヤホンで音楽を聴きながら歩いていると、周りの音や人の気配に気付くことが出来ません。

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歩きスマホも同様で、画面操作に集中していると不審者に気付くことが出来ない可能性があるため、家に出入りする際は周囲の状況を確認するようにしましょう。

SNSに個人情報が分かる投稿をしない

SNSの普及により誰でも簡単に自分のことを投稿できる時代になりましたが、裏を返せば知らない誰かがあなたの個人情報を取得しやすい時代になったとも言えます。

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写真1枚で自宅を特定されてしまう可能性もあるため、投稿の内容には十分気を付け、鍵を掛けてプライベートアカウントにするなどの対策も取るようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか? 今回は防犯対策について、以下のことをご紹介しました。

 

引っ越しの際にチェックしたい項目

  • オートロック・2階以上の住居を選ぶ
  • 周辺状況は昼間だけでなく夜も確認する
  • 表札に名前を書かない・ポストのロックにも気を付ける

今日からできる防犯対策

  • 鍵の強化
  • 窓の対策
  • セキュリティシステムの導入

日常的に出来る防犯対策

  • 家を出るときは必ず戸締りをする
  • 音楽を聴きながら出入りしない
  • SNSに個人情報が分かる投稿をしない

 

「そういえばここ注意していなかったな」「こんなところにも気を付けた方がいいんだ」など、何かみなさんの気付きになっていたら嬉しいです。

日頃から防犯について意識を向けて、安心して暮らせる環境づくりに取り組んでいきましょう。

 


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