2024.11.22
コラム
リビングの照明配置で叶えるあこがれの空間演出術
コラム
2023.11.14
6畳のお部屋に多い1R(ワンルーム)、1K(ワンキッチン)は、初めての一人暮らしで選ぶことの多い間取りです。ただでさえ初めての一人暮らしで家具選びやレイアウトに悩むのに、限られた広さでどんな家具を選ぶのか、どんな工夫をしたらおしゃれに開放的に見えるのか悩みますよね。
今回は、コンパクトなスペースでも快適に過ごしやすくするレイアウト方法や、広々と開放的に見えるポイントをご紹介していきます!
point① 明るい色を使用する
洋服でも黒色を着ると引き締まって細く見えます。逆に白を着ると膨よかに見えるように、壁や家具の色を明るい白やベージュ、パステルカラーなどの膨張色を持ってくることで色彩効果により部屋全体を広く感じさせることができます。
視覚効果で広々と見せるだけでなく、明るい色は清潔感溢れる空間作りができるなど、精神面でもメリットが沢山あります。
《気分の向上》明るい色は脳にポジティブな刺激を与え、気分を向上させる効果があります。特に暗い季節や気分が落ち込みがちなときに、明るい色調のお部屋は心地よさをもたらします。
《エネルギーと活力》 明るい色はエネルギッシュで活気に満ちた印象を与えます。これにより、お部屋にいるときにエネルギーを感じやすくなります。
《ストレス軽減》 明るい色はリラックス効果があり、ストレスや疲れを軽減してくれます。穏やかな色合いは安心感をもたらし、くつろぎやすい雰囲気を作り出します。
《集中力の向上》明るい環境は視覚的な刺激を活性化させ、集中力や注意力を向上させます。仕事や勉強のパフォーマンスにも良い影響を与えてくれます。
《季節や天候の影響の軽減》暗く感じやすい冬の季節だったり気分が落ちやすい雨や曇りの日。そんな時も明るい色は季節の変化や天候の影響を軽減できます。特に冬季の日照時間が短い場合でも、部屋が明るく保たれることで季節的な気分の低下を和らげます。
明るい色のお部屋には個人差がありますが、このように一般的にポジティブな心理的効果をもたらすことが研究結果として現れています。小さな空間に限らず、パフォーマンス力、集中力の向上などを与えてくれるのでリモートワークされてる方にも明るいカラーでインテリアコーディネートするのはオススメです。視覚効果で広く見せてくれることで心地良く過ごせるだけではなく、精神面でもポジティブに生き生きと過ごせるので、家具や壁紙には明るい色を積極的に取り入れてみましょう!
point② 収納の工夫
小さな空間こそ、物を片付ける場所を確保するために効果的な収納を考えましょう。家具に収納スペースがあると、無駄なものが目立たずに広く空間を見せることができます。
《多機能家具》ベッドやソファに収納スペースを組み込んだり、折りたたみ可能な家具を使用したりして、空間を有効活用できます。
《壁面を利用する》壁に本棚や収納ラックを取り付けて、床のスペースを開放しましょう。高い位置の収納は、視覚的な広がりを生む効果もあります。
《引き出しやバスケットの活用》小物やアクセサリーは見えるところに置くのではなく、引き出しやバスケットにまとめて、見えない場所に収めることで整理整頓がしやすくなります。また、視覚的にも全体が広く感じられるため、開放的な空間を作ることができます。
《収納ボックスや収納袋の利用》季節ごとのアイテムや使用頻度の低いものを収納ボックスや袋にまとめて整理し、必要なときに取り出せるようにしておくと良いです。常に使わない物は見えないところにしまっておきましょう。
《可動式の家具》キャスター付きの本棚や収納ユニットを使用することで、必要に応じて移動でき、スペースのレイアウトを変えやすくなります。
《断捨離》使わないものや必要のないものは積極的に処分することで、スペースを確保しやすくなります。いらない物はとことん捨てて、ミニマリストに。
point③ シンプルな家具選び
シンプルなデザインの家具を選ぶことで、視覚的な圧迫感が減り、広がりを感じやすくなります。家具をシンプルにすることでインテリアが際立ったり、シンプルな家具は流行や季節に左右されず長期的に使用できるのも利点です。
point④ サイズ感に合った家具を選ぶ
重要なのは、家具の配置を工夫し、必要最低限のものを選ぶことです。これにより、スペースを有効に使いつつ広々とした印象を与えることができます。
《ベッド》 シングルベッドやセミダブルベッドが適しています。ヘッドボードがあるとおしゃれですが、狭く見えてしまうためできるだけないものを選びましょう。また、コンパクトなデザインのものを選ぶと、スペースを節約できます。ベッドカバーやシーツなども、派手な色味ではなく白や無地などシンプルなデザインにすることで空間を広く見せることができます。
《テーブル》コンパクトなダイニングテーブルや折りたたみ式のテーブルが良いでしょう。必要に応じて広げたり収納したりできると便利です。
《ソファ》ソファはコンパクトなデザインが適しています。収納付きのソファやソファベッドであればスペースを有効活用できます。
《収納家具》 コンパクトな本棚やキャビネットを選ぶと、収納力を確保しつつ、部屋を広く見せることができます。
《デスク》コンパクトなデスクが適しています。幅や奥行が小さいものを選ぶか、折りたたみ可能なデスクにすると使わないときにスペースを有効に活用できます。
《椅子》軽量でスタッキングできる椅子が良いでしょう。必要なときに取り出せるので、スペースの有効利用ができます。
point⑤ 鏡の活用
大きめの鏡(全身鏡など)を置くことで、自然光や照明を反射し、部屋を明るく見せたり空間全体を広々と見せることができます。また、外部からの風景や部屋の他の要素を反映させることで、鏡は室内外の繋がりを感じさせる「フェンシング効果」をもたらします。鏡があると、光を集めることができ、部屋全体に均等に光が行き渡ります。鏡を有効的に使うためにも物件選びの時に自然光が入りやすい部屋だったり、キャンドルや人工照明などの光源を置くのもポイントです。
point⑥ 採光を最大限にする
採光は、建物や部屋に自然光を取り入れることを指します。これは窓やドアなどを通じて外部の光を室内に導入する方法です。先ほどの鏡の利用と同じように部屋に明るさがあると空間を広々と見せることができるので、人工的な光よりは、人間の視界にとって1番自然で快適な光である自然光がたっぷりと入る部屋だとより快適に過ごせます。また、自然光がお部屋に入ることで電気の使用を最小限に抑えることもできるので、電気代の節約にもなります。 自然光には人間の生体リズムに影響を与える効果があり、規則的な光サイクルは眠りの質を向上させ、気分を高める作用があります。柔らかく均一な光なので、長時間の視覚作業において視覚疲労を軽減する効果もあります。自然光を十分に取り入れることは、快適な居住環境の構築や生活の質の向上にも繋がるので、自然光が入るお部屋選びも重要になりますね。
最後に
いかがでしたでしょうか??快適な一人暮らしのために、コンパクトなスペースでも工夫次第で快適に過ごせるポイントを沢山詰め込んでみました!まず、明るい色の使用は視覚的な広がりを生み、気分の向上やエネルギーを与える効果があります。収納には多機能家具や壁面を活用し、整理整頓と視覚的な広がりを実現できます。シンプルでコンパクトな家具選び、サイズ感に合わせた配置、そして鏡の活用も重要です。さらに、自然光を最大限に取り入れることで、視覚的な明るさや心地よさが向上し、電気代の節約や健康面でもメリットがあります。これらのポイントを考慮することで、限られたスペースでも快適かつおしゃれな一人暮らしの環境を構築できます。小さな空間でどうすれば快適に過ごせるのか、広々と見せれるのか、お悩みの方はぜひ参考にしてみて下さい!!
インテリアのご依頼・ご相談は、株式会社スピカにお任せください。
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