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インテリアの小物を駆使しておしゃれな空間に!コツや失敗例をご紹介

新しい生活のステージや新しい空間での生活が始まる前に、気持ちの入れ替えとして、部屋の印象をおしゃれに自分らしく作りたいと考える方は多いのではないでしょうか。
しかし、おしゃれな空間を作ると言っても、失敗した時のことを考えると中々踏み出せないのも事実です。
そこで今回は、インテリアの小物に焦点を当て、取り入れる際のポイントやよくある失敗例について解説します。

 

◻︎おしゃれなインテリアの小物を選ぶには?

 

おしゃれなインテリアにするための小物選びには、4つのポイントがあります。

1.色の統一感を考える

色は空間を作る大きな要素です。
全体の色調を決め、その中でインテリア小物を選ぶことで、統一感のあるおしゃれな空間が生まれます。
メインカラー・アソートカラー・アクセントカラーといった3つのカテゴリーに分けて考えると、バランスが取りやすくなります。

例えば、メインカラーがベージュなら、アソートカラーにはブラウンや白を、アクセントカラーには緑や黄色を取り入れると良いでしょう。

2.部屋の質感を統一させる

質感もまた、空間の印象を大きく左右するポイントの1つです。
木目調の家具が多い場合、スタイリッシュなガラステーブルは浮いてしまう可能性があります。
質感を統一することで、空間全体が一体感を持ち、落ち着いた印象に仕上げられます。

質感の選び方1つで、空間がグッと引き締まるのです。

3.主張し過ぎない小物を選ぶ

おしゃれな空間作りにおいて、主張し過ぎるアイテムは避けた方が無難でしょう。
派手な色や大きな形、複雑なデザインは、他のインテリアとのバランスを崩してしまうことが多いです。
主張し過ぎない、シンプルながらも存在感のあるアイテムを選ぶことで、空間全体が洗練されます。

4.インテリアのテーマから決める

インテリアには、ナチュラル・エレガント・スタイリッシュ・モダンなどの、様々なテーマが存在します。
そのため、テーマを決めてから小物を選ぶと、失敗する確率がぐっと減ります。
テーマに合ったアイテムを選ぶことで、空間全体が一体感を持ち、より魅力的な空間が完成します。

テーマ選びは、空間作りの成功の鍵と言えるでしょう。

 

□インテリアの小物を配置するコツ3つ

 

*配置は三角形を意識

平坦な空間は、視覚的に退屈であり、心にも何の刺激も与えません。
インテリアの配置は、高低差を活かすことで、空間にリズムと調和をもたらします。
三角形を意識することで、この高低差を簡単に、そして効果的に表現できます。
頂点となる背丈のあるアイテムを中心に、その周囲に低いものを配置し、三角形を描くようにすることで、空間に自然なまとまりと美しさが生まれます。

*シンメトリーとアシンメトリー

シンメトリーは安定感を与え、アシンメトリーは活気を与えて、空間を印象付けてくれる大きなポイントです。
シンメトリーでは、主役となるアイテムを中心に、左右対称に小物を配置することで、落ち着いた雰囲気を作り出します。

一方で、アシンメトリーを用いることで、空間に動きと個性を注入します。
これらを巧妙に使い分けることで、同じ小物でも全く異なる印象を与えられるのです。

*季節の変化に合わせる

インテリアは季節の変化と共に息づきます。
夏には透明感のあるガラスや麻、冬には温かみのある陶器やファーを取り入れることで、季節感を高められるでしょう。
全ての小物を季節ごとに入れ替えるのは難しいかもしれませんが、目立つ場所の数点だけを変えることで、空間に新たな息吹を与えられます。

 

□インテリアの配置でありがちな失敗例

 

インテリアの配置でありがちな失敗は、大きく3つに分類できます。

1.テーマが定まっていない

前述したように、インテリアには多様なスタイルが存在します。
インテリアを選ぶ際は、これらのスタイルを混ぜ合わせることも1つの手法ですが、ただ無計画に好きなものを組み合わせると、結果は混沌とした空間になります。
テーマ性を明確にすることで、空間に一貫性と深みが生まれ、それぞれのインテリアアイテムが最大限に活きるのです。

2.統一感を理解していない

おしゃれな空間を作る際に、「統一感」はインテリアの鍵とされますが、その解釈を誤ると、空間は味気なく重苦しくなってしまいます。
例えば、全ての家具や壁を同じ色で揃えると、空間は一面的で暗く見えます。

統一感とは、単に色や形を揃えるのではなく、空間全体が調和している状態を指します。
質感や色のトーンを変え、照明や観葉植物でアクセントをつけるなど、工夫が必要です。

3.空間と住む人の好みが一致していない

インテリアは、住む人の個性や価値観を反映する場でもあります。
自己理解が不足していると、部屋と住む人との間に調和が生まれず、結果として居心地の悪い空間が出来上がります。
「流行っているから」とか「高級ブランドだから」といった外部からの影響だけで選ぶと、空間は単なる寄せ集めになり、自分らしさが感じられなくなってしまうでしょう。

これらの失敗例を避け、自分自身と向き合いながらインテリアを考えることで、空間はより魅力的で心地よいものに変わります。
それぞれの失敗が教えてくれる教訓を活かし、空間と自分自身との調和を目指しましょう。

 

□まとめ

 

インテリア小物の配置は、一見単純なようでいて多くの要素を考慮する必要があります。
バランス・テーマ・そして季節など、インテリアの小物をおしゃれに活用するには注意すべきポイントがいくつも存在します。
これらを総合的に考え、さらに失敗しないためのポイントも押さえておくことで、心地よい空間を創造できるでしょう。

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