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いま取り入れたいおしゃれな空間!インダストリアルインテリアについて解説します

近年は、おしゃれで洗練された空間として、部屋の空間デザインにインダストリアルスタイルを取り入れる方が増えています。

そこで今回は、インダストリアルスタイルに焦点を当て、その特徴と空間に取り入れたいアイテムについてご紹介します。
部屋のインテリアにインダストリアルテイストを取り入れたい方は必見です。

□インダストリアルインテリアって何のこと?

「インダストリアルインテリア」とは、簡単に説明すると、工業的で無機質な雰囲気をまとうインテリアのことです。
工場や倉庫のような、コンクリートや配管に囲まれた空間を想像するとわかりやすいでしょう。
工場や倉庫をイメージしたインテリアと考えると、色味の暗いデザインを想像する方もいるかもしれません。

しかし、インダストリアルインテリアでは、モノトーンよりも色味を明るくした色をメインカラー・テーマカラーとして扱います。
メインカラーが白の場合は、テーマカラーはライトグレーといったように、明るさを取り入れた配色がその例です。

ただ、アクセントカラーにどのような色を選ぶかで部屋の印象は変わるため、暗い色を使うと落ち着きのある空間になる場合もあります。
空間に取り入れるアイテムによっても雰囲気は左右されるため、全体像を意識したデザインを考えることが大切です。

□同じようで違う「インダストリアル」と「ブルックリン」の違いについて

インダストリアルスタイルに類似した空間として有名なのが、「ブルックリンスタイル」です。

機能性・実用性を追求する無機質なインダストリアルスタイルと異なり、ブルックリンスタイルは使い古した倉庫やアパートをライフスタイルに合わせて変化させたデザインのことを指します。

インダストリアルスタイルは素材そのものが持つ性能を複数組み合わせることで、空間を引き立たせますが、ブルックリンスタイルでは過去の素材を個人のライフスタイルに合わせて変化させた上で、新しいものとして取り入れます。

そのため、ブルックリンスタイルでは古さと新しさの両方を兼ねたアイテムが使用されることが多いです。
アーティスティックな絵画やフライヤー・写真が、その例として挙げられます。

また、高さのある天井と開放的な間取りを取り入れているため、落ち着きのある空間でありながらも圧迫感はありません。
壁材や床は、無機質なコンクリートではなくレンガやタイルが主流のため、インダストリアルスタイルに比べると明るい空間です。

昔ながらの重厚な雰囲気と、現代的なカジュアルさが上手く組み込まれているのが、ブルックリンスタイルの最大の特徴といえるでしょう。

□インダストリアルな雰囲気に取り入れたい6つのアイテム

1.ヴィンテージ感のある家具

インダストリアルスタイルの発祥である北アメリカで、当時幅広く使用されていたのがレザーソファーです。
レザーは、インダストリアルインテリアの主要な素材の1つであり、かっこいい見た目ながらも人の温かみを含んでいるのが特徴です。
ダークブラウンやブラックなどの暗めのものを選ぶことで、よりスタイリッシュな空間を作れます。

2.明るすぎない照明

せっかく落ち着きのあるインテリアで部屋を統一しても、照明が均一に明るいのでは雰囲気が崩れてしまいます。
様々な場所に色味の異なる電球を配置することで、よりインダストリアルな空間を作れるでしょう。
裸電球のようなデザインの照明やダクトレールを使って自由に配置した照明など、レイアウトの自由度が高いのが特徴です。

3.アイアン家具

アイアン家具は、そのデザインの無骨さからインダストリアルインテリアの定番として、良く取り入れられているアイテムの1つです。
デザイン性よりも機能性を重視したアイアン家具は、インダストリアルな空間設計には欠かせません。

4.観葉植物

部屋の雰囲気が重たくなりすぎたと感じた方は、観葉植物の設置を検討することをおすすめします。
メンズライクな雰囲気を和らげるアイテムとして、取り入れている女性の方も多いです。

5.レンガ

インダストリアルな雰囲気を持つ壁材は、コンクリートだけではありません。
レンガやレンガ調の壁紙を取り入れることで、コンクリートとは違ったインダストリアルさを感じられるでしょう。
置物としてレンガを取り入れてみるのもありかもしれませんね。

6.むき出しの配管

インダストリアルな空間といえば、むき出しの配管といっても過言ではありません。
通常の住宅であれば隠されることの多い配管ですが、インダストリアルインテリアに配管は必須です。
リフォームやリノベーションの際に、天井や水回りの配管を周囲から見えるようなデザインに変えるだけで、雰囲気はぐっと増します。

□まとめ

今回は、インダストリアルスタイルの特徴と、インダストリアルな空間に取り入れたいアイテムについて解説しました。

最近では、DIYへの注目度の高まりから、手軽に床や壁の雰囲気を変えられます。
まとまった時間を取れない方は、小さな箇所から手を加えてみてはいかがでしょうか。

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