-

色が雰囲気を決める!インテリアのコーディネートについてご紹介

インテリアのコーディネートは、狭くは部屋の印象、広くは家の印象を左右するため、失敗しないよう注意を払う必要があります。

今回は、インテリアのコーディネートを考える際のポイントと、色選びのコツについてご紹介します。
インテリアの色選びで悩まれている方、よりおしゃれな空間を作りたい方は必見です。

□インテリアを考える際に押さえておきたい6つのこと

1.生活の動線を意識する

快適な暮らしとインテリアの配置は密接に関係しています。
ベッドや机などの日常的に行き来する回数が多いスペースでは、特に移動スペースの確保が大切です。
間取りによっては、インテリアをまとめて設置するオープンスペースを設けても良いかもしれませんね。

2.色の合わせ方

明るい印象の部屋にしようと、様々な色をまとったインテリアを置く方がいますが、ごちゃごちゃした印象を与えることに繋がるため注意が必要です。
明るさ・おしゃれな雰囲気を部屋に持たせるには、統一感の形成が欠かせません。
1つの部屋につき3色までを意識した、色選びを行うことをおすすめします。

3.家具の高さ

部屋の快適さには、色だけでなくインテリアそのものの高さも関係しています。
高さがバラバラのインテリアを配置すると統一感は生まれませんし、背の高いインテリアで揃えると圧迫感を生み出してしまいます。
目線の高さより低めを意識して、背の低いインテリアを駆使することが、部屋の快適さ・開放感へと繋がるのです。

4.できるだけ物を置かない

部屋の中に置かれているものが多いと、どれだけ広い空間でも狭さや窮屈感を感じてしまいます。
日常を過ごす場所で圧迫感を感じることは、ストレスが生まれる原因ともなり得ます。
収納スペースを上手く活用し、できるだけ床とインテリアの上に物を置くことは避けましょう。

5.飾るものには規則性を

おしゃれ且つ統一感のある部屋では、飾るものにも意識が必要です。
色味やサイズ感を揃えることで、部屋全体のまとまりがアップします。

6.フォーカルポイントの存在

「フォーカルポイント」とは、部屋の中で自然と視線が集中する箇所のことを指します。
部屋に入った際のアクセントとして注目を集めることで、部屋全体の印象をまとまりのあるものにできる上に、華やかさも加えられます。

□インテリアの色選びはこれが大事!

インテリアに取り入れる色を決める際は、色を3色までに抑えるようにしましょう。
その際に重要なポイントは、インテリアのみではなく部屋全体を3色以内の色でまとめることです。
4色以上の色が同じ空間にあると、ゴチャついた印象を与えてしまうため、注意が必要です。

また、ベースカラー:メインカラー:アクセントカラーの割合は、それぞれを全体の70%:25%:5%を目安に組むことをおすすめします。
天井・壁・床などのインテリアの基礎ともいえる箇所をベースカラーとして統一することで、全体的に統一感のある空間へと変化します。

□インテリアに取り入れたい配色

*同系色でまとめる

インテリアを活かした最も簡単な空間デザインは、同系色で空間を統一することです。
テーマとする色を1つ選び、それに合わせた配色を施していきます。

*トリコロール配色

トリコロール配色とは、フランスの国旗に代表されるように、3色の異なる色を組み合わせて使用するデザインのことです。
一見、どの色とどの色を組み合わせるかで迷いそうですが、白・黒・グレーなどの無彩色を色と色の間に取り入れることで、アクセントカラーを2色選んだとしても簡単にまとまり感を演出できます。

*反対色を意識した配色

インテリアに反対色を取り入れる配色のことを「コントラスト配色」といいます。
反対色を取り入れることで、お互いの色が溶け込むことなく主張するため、明るい印象になる一方で個性的な空間になりやすいです。

*彩度を意識した配色

部屋の印象を明るくするために取り入れられるのが、彩度や明度を意識した「コントラスト配色」です。
一般的には、無彩色である白とその他の色のコントラストを意識した配色が採用されています。
白一色の空間にコントラストのある色をまとったインテリアを取り入れることで、空間を鮮やかに見せる効果があります。

*寒暖対比配色

「寒暖対比配色」とは、色に対して私たちが感じる暖かさや冷たさを取り入れた配色のことです。
太陽や炎を表現する赤系統の暖色と、水や氷といった冷たさを表現する青系統の寒色が例として挙げられます。
季節に応じて、インテリアの配色を変えることで、より快適さを実感できる部屋になるでしょう。

□まとめ

今回は、インテリアについてコーディネートのコツ・色選びのポイントについて解説しました。

インテリアがまとう雰囲気は、いかに部屋を快適に過ごせる空間にできるかに深く関連しています。
必要のないところで圧迫感やストレスを感じることがないよう、色選びからコーディネートまでを意識して行うようにしましょう。

インテリア相談をする
LINE@で問い合わせる