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ジョージアンスタイル 歴史あるインテリア ~リビング編~

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みなさん、こんにちは!

坂本です^^

 

本日は、ヨーロッパの産業革命の時代から発展してきたインテリアスタイルのお家をご紹介したいと思っております。

ジョージアンインテリア

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輸入家具が好きな方は、このスタイルが気に入ってもらえるのではないでしょうか?

産業革命以降、活気づいてきたイタリアで生まれ、発展したのちアメリカに入ってきたインテリアスタイルです。

特徴

シンメトリー

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ベースは古代ローマの建築にあり、シンメトリーで美しいプロポーションの建築が基となっています。シンメトリーな建築、デザインはどのアングルから見ても同じく美しく見えることから当時の人々に感動を与えたといいます。

ペディメント(破風)が上についた窓やドア、ヴェネツィア式窓

ペディメント(破風)と呼ばれる三角屋根が、玄関ドアや窓についている。

ヴェネチア式窓…窓ガラスを6~12枚ほど使い、格子状に四角くサッシで区切られた窓のこと。上げ下げ窓のダブルハング(上下とも窓サッシが動く様式)であることが多いです。

玄関の採光、ファンライト

大きなカントリーハウスの玄関に比べると、ロンドンのタウンハウスの玄関はあまりにも狭く細く暗かったので、こういった採光の工夫が生まれたようです。

豪華なベルベット

初期のジョージアン様式の建築はシンプルな外装のものが多かったのに対し、内装は豪華でした。

当時にはすでにフランスから伝わってきたテキスタイルや家具の職人が多くおり、なかでもシルク織物をインテリアに使うことが普及しました。

部屋の目的や用途に合わせたインテリア

これより前の時代の家具・インテリアの考え方は、”必要な時に、必要な場に移動されて使われる”のが主流でしたが、ジョージアン時代になると固定された名前と用途の部屋が用意され、家具も置かれる部屋が決まってきます。

例えば、スタディー(書斎)は高価な本が置かれたライブラリー兼書物や調べ物をする部屋、という具合に決まり、家具やインテリアはその部屋の用途に合わせてデザインされるようになります。

マホガニー材

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軽くて丈夫で長持ちし、彫刻も入れやすいといったことから、女性にも好まれる、繊細で華奢なデザインの家具がつくれるようになりました。現代ではもう手に入れることが不可能な、良質な木材と素晴らしい職人の技が活きた素晴らしい家具が残されています。

日本版 ジョージアンスタイル 戸建て

今回お写真のご協力をいただいたのは@hamusan_no_ie(はむさん家 マイホーム記録🏡)さま。

上記からリンクに行けない方こちらから。↓↓

Instagram:

https://instagram.com/hamusan_no_ie?igshid=YmMyMTA2M2Y=

※以下、誠に勝手ながら『はむさま』と呼ばせていただきます。

 

はむさまのアカウントとの出会いは、時間があるときに検索欄を見ていると、こんな写真が!

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『海外の方のお家かな~』と、最初は思っていました。

私はインスタで多くの海外の方のインテリアアカウントをフォローしていたので、普段自分がみるもののおすすめを教えてくれる検索欄は、海外の方も多いのですが、気になって投稿をみてみるとごりごりの日本語!!

『え??このお家、日本??素敵すぎる💛💛』となった記憶があります。

それがはむさまのお家アカウントとの出会いでした。

本当にこだわって、芯がぶれていない感じが伝わってくるインテリアなので、まとまり感がすごいです。以下、少しずつ簡潔に坂本が解説していきます。

*間取り*

公開されている範囲で1階は、

  • LDK
  • 書斎(?)
  • 水回り

2階

  • 寝室

各階、トイレが1箇所ずつ。

リビング

壁紙クロス?塗装?でしょうか?
全体的に重厚なネイビー一色で統一されています。

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ファブリックに関して、シェードの前生地は、壁と同じネイビーで少しシルクを感じるような光沢が少し見られ、合わせる後生地のグレー?の円柄レースが映えて、ギャップが可愛すぎます○○○💕

また、ソファーはグレーで生地の縫い目がボタンで留められた仕様のものです。輸入家具といえば!という、アシュレイさんのものだそうです。

ソファーに合わせるクッションも、トーンや柄だけ変えて、統一感を出されています✨

特徴的な照明ランプテーブルもアシュレイさんだそうです。ゴールドも光沢抑えめで、お部屋の雰囲気を壊さない重さ(インテリア的な意味の)。

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天井照明奥の腰掛けのような場所はヌックといいます。

ヌックとは、メインスペースとは異なるこじんまりとして隠れ家のような、居心地の良い場所のことを指したり、建物の1部に特別に作られる場所をさしたりします。

※ちなみにはむさま家では、ヌックのことを『なにぬねヌック』と呼んでいるそうで、わたしも言いやすくて真似させていただいています😂呼び方、かわいいですよね💕

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ヌックの両サイドも、このお部屋の雰囲気を壊さない小物選びです。はむさまのインテリアセンスの良さに頭が上がりません🙇‍♀️🙇‍♀️💕

リビング編 まとめ

ジョージアンスタイル、知るきっかけになった方、もともと好きなスタイルだった方。読んでいただいた方、背景は様々だと思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

これからダイニングやキッチンのご紹介も次回以降でさせていただければと思っていますので、気にして目を通していただけると嬉しいです^^

よろしくお願いいたします。

では、次回更新をお楽しみに^^/

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