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20世紀の家具・照明たち PART.2

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こんにちは!佐々木です。

秋の陽気から、どんどん肌寒くなってきました。といっても、もう10月なんですね。

あっという間に、今年もあと3か月。早いですね。

 

 

では、今回は前回の続きで、インテリアにおける20世紀の家具・照明についてご紹介します。

 

 

 

ル・コルビュジェのシェーズロング

1929年のサロン・ドートンヌで発表され「休養の為の機械」とル・コルビュジエが呼んだ寝椅子。

体の線に合わせて綿密にデザインされた背のカーブと、弓形のパイプをずらすことによって寝る角度を自由に変えられることで、素晴らしい座り心地をもたらします。

独創的かつ革新的でありながら優美なボディラインを持つこの作品は、80年以上経った現在でも世界一有名な寝椅子といわれており、20世紀を代表するマスターピースのひとつです。

 

また、このチェアを設計したル・コルビュジェは、近代の建築・住宅デザインに大きな影響を与え、

住宅を「住むための機械」と捉え、「近代5原則」などの様々な合理的システムを提案しました。

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引用:cassina-ixc

 

 

 

LC2

最小の構成で最大の快適性を実現することを目的としてデザインされたソファ、通称“グランコンフォール”。

スティールパイプのフレームに背、座、アームのクッションを落とし込んでいくという簡単な構造ながら、永く愛され続けている名作です。

 

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引用:cassina-ixc

 

 

タリアセン(照明)

フランクロイドライトの照明代表作「タリアセン」は、建築家として世界的に知られた存在であるフランクロイドライトが利用した建築スタイルといわれています。

その建築スタイルを書斎の照明に生かして設計されたのがタリアセンシリーズです。

タリアセンは方形の屋根を意図してつくられたデザインを照明器具に取り入れていることが特徴で、その独特といえるデザインがお洒落さを生み出しています。

引用:LIGHTING FACTORY

 

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引用:building

 

 

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引用:roomie

 

 

また、この照明を設計したフランクロイドライトは、アメリカの建築家で、

シカゴ派のルイス・サリバンの事務所で働いた後独立し、日本でも「旧帝国ホテル」などの設計を手掛けました。

終始有機的建築を主張し、「ユニティ教会」「落水荘(カウフマン邸)」「グッゲンハイム美術館」など数多くの作品を残しました。

 

 

 

〇旧帝国ホテル

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引用:pinterest

 

 

 

〇落水荘(カウフマン邸)

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引用:hash-casa

 

 

 

 

 

今日はこれで終わりです。

今日もありがとうございました。

 

次回もよろしくお願いいたします。

 

 

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