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第55回大川家具新春展に行ってきました!

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みなさま、こんにちは!

 

今年も福岡県大川市で行われる第55回大川家具新春展に行ってきました!

たくさんのメーカ様が出展されていて、お写真も撮らせてもらったので、少しずつご紹介させていただければと思います。

第55回大川家具新春展

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弊社では現在300を超える家具・照明などのメーカーさんのお取り扱いをさせていただいていて、毎年行われている大川家具新春展にはメーカさんの新作を拝見したり、実際に見たことのない商品に触れることができるため、社員旅行を兼ねて伺っています。

そもそもなぜ、大川家具が有名なのか、、

大川家具の発展

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稲作に適した気候や土壌、河川による水運に適した筑後川と有明海、さらに貿易の中心となる港を近くに有するという好条件に恵まれ、九州北部の筑後エリア(現在の大川市の位置する場所)は栄えてきました。特に筑後川を利用した物流は当時困難であった重い木材資源の運搬を可能にし、林業・木材加工、船大工といった木材や物流にかかわるビジネスが発展していきました。

そんな大川市の家具づくりの原点ともいえる出来事が起こります。時の将軍足利義晴の弟に榎津久米之介という人物がいて、兄の戦死後に僧として出家をし、筑後に「願蓮寺」を設立。同時に地元の船大工たちの技術を活かし「指物つくり」を始めさせたため、これが大川家具の原点になったと言われています。

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そこから時代は明治~戦前の日本の木工・家具づくりはさらに成長を遂げ、(物にもよりますが)、製材職人、曲げ職人、金具職人、塗装職人、寄木職人、に加え、物流、運搬、林業など木材に関わるエキスパートの集合知が必要とされており、この職人・企業同士の相互コミュニケーションが容易な大川においては大きなアドバンテージと言えます。ある種、大川には日本の近代化の土壌となった「工場制手工業」の理想形がこの時点ですでに具現化されていたといえるでしょう。

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現在の日本の家具業界は海外デザイナーとのコラボレーションなどを積極的に行われており、それらの取り組みが国内外から評価されています。

さて、ここまで大川家具の歴史と発展についてお話してきました。ここからは、実際に出展されていたメーカーさんのご紹介を(一部ですが)お写真も含めてご覧いただこうと思います。

出展メーカーさんのご紹介

株式会社松永家具

静岡に本社を置くメーカーさん、株式会社松永家具さん。

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シンプルなデザインでどんなインテリアスタイルにも合わせやすいフォルムのものが多い印象です。

なかには、ターゲット層イメージを絞り込んで作られた商品もありよりコーディネーターとしてもよりお客様に提案しやすい商品展開がされているのが特徴です。

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展示場には濃い目のグレージュ(マットな素材感)のTVボードやキャビネットがありました!シックやモダンなスタイルに合いそうです✨

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天板が鏡面(ブラック)の存在感のあるリビングテーブルも高級感があって素敵でした!

丸繁木工株式会社

1㎝単位でオーダーできる収納家具が目玉商品の丸繁木工株式会社さん。「こんな商品があったらいいな」というお客様の声を具現化するべくできたのがこの商品。

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色展開も豊富なのが特徴ですが、実際の色味も近くで確認出来ました^^

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リモートワークの普及によって家庭にデスクスペースがあるのが当たり前になってきましたね。お家の間取りの中で空いたスペースにぴったりのサイズでデスクが発注できるので、もともと作業スペースがなかった空間に付け足しで家具をはお位置するのにぴったりです。

”フルチョイス”という名の通り、幅から奥行、高さ、色、仕様まで全てオーダーすることができます。大きな家具は継ぎ目が気になるところですが、Lineaというシリーズであれば、一枚板継ぎ目なしで最大2m10㎝まで対応しているそうです。

また、壁面収納などになると壁にあるコンセントも覆ってしまう場合もあるのですが、コンセント部分の四角穴オーダーやスマホのワイヤレス充電Qiもオプションで付けることができるそうです。

東谷株式会社

弊社がよくお世話になっているメーカーさんの一つです。メインの展示場とは少し離れた場所に出展されていました。

カタログでした見たことのなかった商品にも触れることができてとても良い機会になりました。

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子ども用の家具も実際に体験してきました^^丸いフォルムで手触りがよく、子どもさんが乗って遊ぶのにちょうどよさそう!大人でも楽しめちゃいました!笑

 

家具はやはり実物を見るのが一番楽しい!

展示会の様子をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?まだご紹介しきれていないメーカーさんもおられるので、次回も展示会の様子を引き続きご紹介できればと思っております。

お客様ももちろんそうだと思いますが、家具はカタログを眺めるのももちろんたくさんイメージができて楽しいですが、やはりショールームなどで展示があれば実物をなるべくみたいですよね。。

色味やサイズ感、雰囲気など実物でしか感じることのできないこともたくさんあるので!

みなさまも、気になる家具やメーカーさんを見つけたらぜひショールームなどに行ってみてください!新しい商品に出会えたり、内装やインテリアスタイルのヒントになることもあるかと思います。

 

ただ、家具メーカーさんもたくさんあるので、自分の好きなインテリアスタイルはどのメーカーさんが得意なのか、など専門的なことが聞きたい場合はぜひ弊社にお問い合わせくださいませ^^

メールや電話、LINE@などご都合の良い方法で結構ですので、お気軽にお声おかけくださいね!

では、本日の更新はここまでです。

次回更新をお楽しみに^^/


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