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2025.10.24
「一人暮らしを始めたけど、部屋が狭くてどうインテリアを整えたらいいのか分からない…」
「6畳しかないのにベッドと家具を置いたら、もう何も置けない…」
そんな悩みを抱えている方は多いはず。でも実は、部屋が狭いからこそインテリアで差がつきます。限られた空間をどう使うか、どう見せるか。
この工夫次第で、狭い部屋も快適に、そして驚くほどおしゃれに変わります。
この記事では、ワンルーム・1K・6〜8畳ほどの狭い部屋でも実践できるインテリアのコツ、家具の選び方、レイアウトの工夫などを具体的に紹介します。初めての一人暮らしの方も、今の部屋をもっと素敵にしたい方も、ぜひ参考にしてみてください。
まず大切なのは、「どんな空間にしたいか」という方向性を決めること。たとえば次のようなイメージが挙げられます。
• ホテルのようにシンプルで洗練された空間
• ナチュラルで温かみのある北欧風インテリア
• 韓国風・カフェ風の“今っぽい”おしゃれ感
• ヴィンテージスタイルで渋く仕上げる
テイストが決まると、選ぶ家具の色や素材、レイアウトにも統一感が生まれます。狭い空間では特に“まとまり”が重要なので、方向性を先に決めるだけで失敗がぐんと減ります。
狭い部屋で一番の悩みは「家具が場所を取りすぎること」。そこで家具選びでは、以下のポイントを押さえることが大切です。
視線を遮らない家具を選ぶことで、圧迫感を軽減し、部屋が広く見えます。ソファやシェルフはロースタイルに。
奥行き30〜40cmほどのコンパクトな家具でも、収納力は十分あります。無駄に深すぎる家具は動線を邪魔する原因にも。
収納付きベッド、折りたたみテーブル、伸縮可能なデスクなど、1台で複数の役割を果たす家具は狭い部屋の強い味方です。
掃除や模様替えがしやすいので、特に小さなワゴンやチェストにおすすめ。
配置次第で、同じ部屋でも使い勝手や印象が大きく変わります。
中央に置いてしまうと通路が狭くなり、圧迫感が増します。なるべく壁際や部屋の一番奥に設置すると、空間が整って見えます。
家具同士をぴったり並べるのではなく、最低でも20〜30cmほど余白を取ると、部屋全体に“ゆとり”が生まれます。
玄関から部屋を見たときに圧迫感が出るため、入口周辺はスッキリさせましょう。視線が抜けることで実際より広く感じます。
ベッドからトイレ、キッチンへのルートに家具があると不便。動線を遮らないよう、よく通る経路はあらかじめ確保しましょう。
収納場所が少ない狭い部屋では、モノがすぐに出しっぱなしになりがち。だからこそ、見せる収納と隠す収納をうまく使い分けることが重要です。
例えば、本・観葉植物・おしゃれな食器などは、あえてオープンラックに並べて“飾るように収納”すると、生活感が抑えられます。
文房具、工具、洗濯用品など、生活感が出やすいものは布製の収納ボックスや蓋付きカゴに入れてスッキリと隠しましょう。
床面のスペースが限られている分、壁を有効活用しましょう。ウォールシェルフ、突っ張り棚、マグネットラックなどは省スペースで収納力をプラスできます。
狭い部屋でも、ちょっとした工夫で“広く感じさせる”ことができます。
ベースカラー(壁や床)+メインカラー(家具)+アクセントカラー(小物)に絞ると、視覚的にまとまりが出て空間が広く見えます。
姿見などのミラーを壁に立てかけると、視線が広がり、自然と奥行きが生まれます。窓の反対側に置くと、採光効果もあり。
天井照明だけでなく、スタンドライトやLED間接照明をプラスすると、奥行きや立体感が出て、狭さを感じさせません。
ワンルームで寝る・食べる・くつろぐを一緒にしていると散らかった印象に。ラグで“リビングゾーン”を分けると、空間にメリハリが出ます。
一人暮らしの狭い部屋に特におすすめなアイテムをいくつか紹介します。
横にも縦にも広げられ、収納とディスプレイの両立が可能。必要な分だけ買い足せるのも便利。
🔻 https://www.ikea.com/jp/ja/p/raskog-trolley-white-40586792/
3段のスリムワゴン。キッチン、洗面所、デスク横など用途が幅広く、キャスター付きで移動も楽。
🔻 https://www.nitori-net.jp/ec/cat/OfficeBookshelfStationery/ColorBox/coloboset/1/
自分好みにカスタマイズできるカラボは、一人暮らしの定番。蓋付き収納を組み合わせれば、生活感を隠しながらスッキリ収納が可能。
🔻 https://www.low-ya.com/articles/151?srsltid=AfmBOoqLxh4ECmwqx3duiEMZoZfzBWbQ_OEiwUUGgBUivxxDMeJuJNY6
昼はソファ、夜はベッド。リネンや布団も中にしまえるので、部屋を広く使いたい方におすすめ。
→圧迫感が出て部屋が狭く感じます。背の高い家具は壁際に配置するのが鉄則。
→色数が多いと散らかって見えるので、インテリアの配色は3色以内に。
→床をできるだけ空けておくことで、部屋の広さを感じやすくなります。物の定位置を決めて、習慣化するのが大切。
狭い部屋のインテリアは、「制限があるからこそ楽しめる」ものでもあります。大きな部屋よりも工夫が必要だけど、そのぶん自分の感性や生活スタイルがダイレクトに反映される──それが一人暮らしインテリアの醍醐味です。
ポイントは、「背を低く・色はまとめる・余白を意識・収納は壁へ」。そして、完璧を目指さなくても大丈夫。少しずつ、自分の心地いい空間を育てていくプロセスこそが、一人暮らしを豊かにしてくれます。
今日からできることをひとつずつ取り入れて、狭いけど、居心地の良い“あなたらしい部屋”を作ってみてください。
インテリアのご依頼・ご相談は、
株式会社スピカにお任せください。
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